協定校 交換留学について
弘前大学は,2023年9月現在,60の大学と大学間交流協定を結んでいます。協定を結んだ大学とは,お互いに授業料不徴収の取り決めをしているため,授業料を払わずに留学できるという大きなメリットがあります。
ただし,現在,全ての協定校に授業料不徴収で留学できるわけではありません。授業料不徴収となる人数には限りがあります。
正規授業と大学附属語学センターについて
協定校に留学して正規授業を受けるには,一定の語学力と成績が求められます。その水準に満たない人は,語学センターに入り,語学を勉強することになります。語学センターの学期終了時に,要求される語学力の水準を満たすことができれば,以降は正規授業を受けることができます。(ただし,協定校の授業料不徴収については多くの大学は正規授業のみ対象となり,語学センターの場合は,授業料がかかる場合が多いです。)
1. 応募資格
1. 本学の学部又は大学院の正規課程に在籍している 者
※学部4年生及び大学院生が応募する場合は,派遣終了後も本学学生としての身分を有し,本学で1学期以上学業を継続する者に限る。
※外国人留学生の場合,母国に所在する協定校への応募は認めない。
2. 派遣期間終了後,速やかに本学に戻り,学業を継続する者
3. 学業,人物ともに優秀で, 協定校及び本学が定める語学能力等を有する者
4. 留学の目的及び計画が明確であり,本学と協定校との交流に貢献できる者
5. 保護者及び指導教員からの同意を得ている者
2. 派遣先一覧
掲載内容は,派遣実績のある大学です。この他にも留学先はありますので,詳細は国際連携本部サポートオフィスにてお尋ねください。
留学を希望する人は,TOEFL-ITPを受けてください。英語圏の大学では,相手校が要求するスコアを取らなければ正規授業を受けることができません。英語圏以外の協定校であっても,英語による授業が行われる所が多いため,受けておく方が良いでしょう。
3. 留学期間
原則1年以内。
4. 交換留学中の本学での身分
本学を「休学」して留学する場合と,休学せずに「在学」のまま留学する場合があります。
下記のような違いがありますので,留学中の本学の身分については,保護者,指導教員,学部教務(学務)担当に必ず相談して決めてください。
〇休学して留学する場合
弘前大学に授業料を納める必要はありません。ただし、卒業が半年または1年遅れます。
〇在学したまま留学する場合
留学中も弘前大学へ授業料を納める必要があります。
留学期間が卒業所用年数に含まれますので, 1年生か2年生のうちにできるだけ所要単位を修得し,留学した上で4年間での卒業も可能ですが,
学部によってはそれができない場合がありますので,必ず,指導教員と各学部学務担当に相談の上で決定してください。
※休学する場合は,各学部教務(学務)担当に「休学届」の提出が必要です。
5. 奨学金
6. 応募に必要な書類,募集締切
・応募に必要な書類は,国際連携本部ホームページ等にて入手してください。
【書類提出先】国際連携本部サポートオフィス(MicrosofMicrosoft Forms)
1月~4月に留学を開始する場合⇒前年7月上旬
7月~10月に留学を開始する場合⇒前年12月下旬もしくは同年1月下旬
7. 帰国後の単位認定
・留学先で修得した科目は,本学の開講科目及び単位数に振り替えて, 60単位を限度とし,各学部の教授会等の議を経て認定されることになります。
・単位認定を希望する場合は,帰国する際に,協定校より「成績証明書」,「シラバス」「クラススケジュール」,「グレードポリシー」,「テキスト,提出論文,レポート」,「その他単位認定の参考になるような書類」等を持ってくることが必要です。
・「シラバス」が作成されていない場合には,科目の概要についての証明書を発行してもらうなどし,単位認定の判断材料となるものを手に入れてください。
・単位認定については帰国後,各学部教務(学務)担当に相談をし,指示に従っていただきますが,帰国後の進級条件や卒業に必要な単位に関しては,出発前に各学部教務(学務)担当や指導教員、授業担当教員と十分に相談してください。
8. 注意事項
〇日本学生支援機構(JASSO)奨学金を貸与している学生や,授業料免除適用者・申請予定者は,留学前に担当窓口にご相談ください。