【留学先】大連理工大学(中国)
【留学期間】2017年3月~2018年1月(10ヶ月間)
Q.大連への留学を決めた理由は?
私は将来海外で働きたいと思い、海外営業所が数多く存在する中国への留学を決めました。大連には世界第二位の規模の大連商工会があり、幅広い業種で多くの海外駐在員の方が働いています。そこでたくさんの社会人の方と交流し、今後の就職活動に活かしたいと思いました。
Q.授業・生活の様子は?
授業は月曜から金曜まで毎日、1時間半の中国語の授業が2つで、8時から始まって11時40分に終わります。クラス分けテストの後、私は初級クラスに入りました。クラスには韓国、タイ、ロシアからの留学生が多いので外国人の友人は心配しなくてもすぐできます。私は大学内の留学生寮で生活しました。一人部屋1ヵ月900元で学期初めに半年分前払いです。大連市内へはバスで1時間程、タクシーでも30分ほどでいけるのでほぼ毎週平日・週末は出かけていました。
Q.思い出に残ったところは?
留学期間中旅行した中で、一番思い出に残った場所はチベット自治区です。道中は標高5000メートルを超える世界一高い駅を通過し、チベット高原の雄大な自然を見て、夜は真っ暗な空で星を見たり、地平線から出てくる朝日を見ながら食堂車でご飯を食べたりと貴重な経験をできたと思います。ポタラ宮殿やナムツォ湖、ヤムドク湖といった世界遺産があり観光地としても人気で、チベット仏教にも触れることができ、中国でありながらも中国とは違う雰囲気を味わうことができました。
Q.一言メッセージ
語学力向上を考えると留学中は日本人とあまり交流しないほうがいいと言われますが、私は積極的に交流していいと思います。留学先では思いもしない困難が毎日のようにあります。苦労を共にした友人とは、帰国後も関係が続きます。多くの人と関わることで新しい発見や尊敬できる人に出会えるかもしれません。語学を学ぶことだけが留学ではないと私は思います。