TOP 弘前大学から海外への留学 留学経験者の声 農学生命科学部3年 鈴木 香椰さん

弘前大学から海外への留学

留学経験者の声

農学生命科学部3年 鈴木 香椰さん

【留学先】テネシー大学マーチン校(アメリカ)
【留学期間】2017年3月~12月(10ヶ月間)

 

Q.現地での授業の様子は?

 3月から8月までTIEPという留学生のための英語の授業を受け、その後学部授業を履修しました。TIEPはレベル2~6までのクラスに分かれ、それぞれのレベルに合わせた授業が開講されています。文法のクラスでは、初歩的な文法からネイティブですら正しい使い方があいまいな専門的な英文法を、ライティングのクラスではエッセイの書き方やレポートの書式や規則について学びました。私はこれまで英語でレポートを書いたことがなく、最初は内容も文法もひどいものでしたが、先生方の熱心な指導のおかげでレベル6クラスの最後の課題では、納得のいく結果を出すことができました。
 学部授業はあわせて5つの授業を受講しました。農学部の授業は、1年生向けの農業販売概論と、国際的な食糧と繊維のシステムという2つの授業を履修しました。どちらの授業も、学期末にグループごとのプレゼンテーションが課題として出され、食糧と繊維の授業では日本についての発表を行いました。発表の準備の際、南部特有の訛りもあり会話に参加できないこともありましたが、それをグループメンバーに素直に伝え、協力してもらうことができました。ほかに、東アジアの女性史、ヨガ、パーカッション合奏の授業を履修しました。

Q.生活の様子は?

 マーチンはテネシー州最大の都市であるメンフィスから車で約2時間の田舎です。大学周辺には飲食店が少しはありますが、最寄りのスーパーには歩いて約30分かかります。そのため、食材や日用品を買うためには週に1回留学生のために実施されるショッピングツアーに参加するか、友達の車を頼るしかありませんでした。こう言うとマイナスなイメージになりますが、これもマーチンでしかできない貴重な経験の1つだと思います。

Q.一言メッセージ

 アメリカ留学では、かけがえのない貴重な経験が沢山出来ました。そして、その貴重な経験のどれにも、私を支えてくれた人が居ました。新しい環境では必ず大変なことはついてきますが、どこにでも支えてくれる人が居ると信じて挑戦すべきだと思います。