近年多発する海外における自爆テロ等による治安情勢の悪化や地震,台風などの大規模自然災害及び大学生が巻き込まれる事件の発生が多発している現在,海外渡航をとりまく環境は非常にリスクが高いものとなっております。安全で快適な留学生活を過ごすためには,最新の海外情勢,渡航先の安全や生活に関する情報を事前に確認し・情報収集することがとても大切です。
海外に渡航する学生,教職員は本ページをよく読み,海外での様々なリスクを把握し十分に準備するようにしてください。
1. 渡航前の準備
海外渡航中のトラブルを避けるためには,事前の準備が必要不可欠です。
渡航先の治安情報に関する情報収集,たびレジなどの公的機関への登録,海外旅行保険への加入,海外渡航前危機管理オリエンテーションの受講,渡航中のお金の管理など入念な準備をお願いします。
詳しくはこちら
→ 渡航前の準備ページ
2. 渡航中の危機管理
海外渡航中は,不慣れな環境に身をおくことになります。危機管理についての知識を身につけ,自分の命は自分で守るという心構えをもち,常に危険を意識して行動しましょう。
詳しくはこちら
→ 渡航中の安全管理ページ
→ トラブルを避けるための予防策ページ
3. 本学の取り組み
本学では以下の取り組みを実施し,海外渡航における危機管理体制の確立に努めています。
① 海外渡航前危機管理オリエンテーションの実施
弘前大学国際連携本部では,海外渡航する学生・教職員に対し,外部講師によるオリエンテーションの他,個別に国際連携本部職員によるオリエンテーションを実施しています。
② 危機管理マニュアルの策定
本学では海外渡航時の緊急事態発生の際に的確な対応ができるよう,渡航前の指導,渡航後の緊急時の対応及び連絡体制などを定めた「国際交流危機管理対応マニュアル」を策定しています。
→ 国際交流危機管理対応マニュアル
③ 学研災 (学生教育研究災害傷害保険)付帯海外留学保険(付帯海学)
本学では下記のプログラム等により海外渡航を予定する学生について,付帯海学への加入を義務付けています(個人的な旅行の場合は加入できません。)。
加入手続きについては渡航開始2か月前までに国際連携本部サポートオフィスへご相談ください。
●国際連携本部が募集する海外留学プログラム
例:協定校への交換留学,短期留学,青森県連携海外研修プログラム等
●トビタテ!留学JAPAN
●学部・研究科の授業・実習の一環としての渡航
例:農学生命科学部国際園芸農学科「海外研修入門」,医学部医学科で実施している海外臨床実習等
付帯海学の引受会社である東京海上日動のアシスタントサービス例
●病気・ケガ・盗難等様々なアクシデントで困ったときの相談対応
●パスポート,クレジットカードの紛失・盗難時のサポート,電話による通訳,ホテル・航空券に関するサポート
●事故・病気等が発生した場合の緊急医療相談サービス,常駐する看護師または現役救急医によるアドバイスの提供
●病人・ケガ人の搬送手配,救援者の渡航手続き,ホテルの手配
●専門の臨床心理士によるカウンセリングサービス
対応窓口:東京海上日動海外総合サポートデスク
24時間年中無休,日本語対応可,LINE無料通話で連絡可能
東京海上日動海外総合サポートデスクのアシスタントサービスを受けるためには,学生教育研究災害傷害保険(学研災)及び付帯海学に加入していることが条件です。
詳しくはこちら
→ 弘前大学生の皆さまへ「学研災付帯海外留学保険チラシ」
本学の海外渡航における危機管理に関するお問い合わせ
弘前大学国際連携本部
電話:0172-39-3114 内線(3114)
E-mail:jm3114@hirosaki-u.ac.jp