①トラブルへの対応
- 航空機の遅延,欠航,乗り遅れなどの場合は無理して先に進まない。
- トラブル発生時は1人で判断せず,周りの人に相談する。(現地受入担当者,弘前大学送出し担当者,指導教員,海外保険会社,家族等)
- 病気,ケガの場合,海外旅行保険証券を持参して病院へ行く。
- 窃盗,詐欺などの財産被害に遭遇した場合は,現地の警察に相談する。
- 旅券を紛失した場合は最寄りの日本大使館あるいは日本総領事館へ行く。
- クレジットカードやプリペイドカードの紛失・盗難に遭遇した場合は,カード会社に連絡し,カードの無効手続きを行う。(本人からの連絡が原則です。)
②リスク管理
- 安全の認識を変える。日本は安全な国ですが,外国は安全ではない。
- 現地の学生との違いを認識し,目立つ行動は控え,自分の命は自分で守るという心構えを持つ。
- 滞在先国の文化・習慣を把握する。日本ではあたりまえのことでも海外ではあたりまえではないことがあるので,海外ではやってはいけない行為を調べる。
- 犯罪に遭遇しても抵抗はしない。ひったくりにあっても追いかけない。
- 行動する範囲と時間を慎重に選ぶ。現地の受入担当者,教員,友人,ホームステイファミリーと密なコミュニケーションをとり,どこに行く,誰と会うかを周りに伝える。
③テロ対策
- デモ,集会には近づかない。
- 市場,宗教施設,駅,空港など不特定多数の人が多く集まる場所に長く滞在しない。
- イヤホン等で音楽を聴くなどして外部の音を遮断しないようする。
- 動きやすい服を着る。ハイヒール,サンダル,半ズボンは高リスク。
- 爆発音,銃撃音が聞こえたら直ちにふせ,落ち着いたら,できるだけ速やかに現場から離れ,近寄らない。
- 安全に逃げることができたら,体に異常が無いか確認する。
- 現地受入担当者,弘前大学受入担当者,指導教員,家族等に安否を報告する。
④特に女性が留意すること
- 誤解を与える振る舞い,行動,派手な服装や化粧をしない。
- 常に毅然とした姿勢を貫き,あいまいな返事はしない。
- 不必要に親切心を示す人に注意する。
- 他人から差し出される飲食物は口にしない。
- 不特定多数に宿泊先やスケジュールを伝えない。
- 安全で信頼のおけるタクシーを利用する。
- ヒッチハイクはしない。
- 宿泊先は大学の紹介で見つける(ネットの紹介はトラブルの元)。
- 夜の外出は原則しない,やむを得ず外出する場合は,信頼のおける人物にスケジュールを伝える。