🌸ひろだいアンバサダー【留学だより】教育学部4年 太田 泉さん No.5

ひろだいアンバサダー活動報告

教育学部4年  太田   さん

【留学先】トリノ大学 (イタリア)
【留学期間】2023年9月~2024年2月
【留学の種類】協定校への長期留学

 

今回で最後の留学だよりになりました。

学期が終了して、1月には休みの期間に入ったので、旅行に行ってきました。その旅行のことについて書こうと思います。

ヨーロッパ留学の長所の1つに、EU内の旅行が挙げられます。
EU内の国境は、日本国内の県境のように越えることができ、一つ一つの国も小さいので比較的気軽に旅行ができます。


私はこの期間にスイスとポーランドへ行ってきました。
その
2カ国に行くことができたのは、運良く友達ができたからでした。

スイスの友達とは、トリノに留学へ来るときの飛行機内で出会いました。旅行の際には国内をガイドしてくれて、さらに家に招待してくれました。
ポーランドの友達は、授業で出会って仲良くなり、同じく家に滞在させてくれました。二人ともとても親切にしてくれて嬉しかったです。
 

 

まずスイスについてです。
山や湖、
ZurichやBernなどの都市にも行きました。スイスアルプスには、電車とバス、ロープウェイを使って行きました。
少し長い道のりで、気圧による頭痛もありましたが、頂上には美しい景色が広がっていて、感動しました。また、スイスは全体的に治安が良かった印象があります。
 

 

スイスでは、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの言語が使われています。
その友達が住む地域ではドイツ語が公用語で、食文化などにもドイツの影響が表れています。同じヨーロッパでも、トリノの街の雰囲気とはまた違った感じを味わうことができました。
私の留学自体はイタリア語を学びにいくものでしたが、ドイツ語や方言もその友達に教えてもらって、多様な文化を知ることができました。 

 

次に、ポーランドについてです。ポーランドはスイスよりもさらにトリノから遠いので、また違った町並みや文化がありました。
電車を使って、アウシュビッツ強制収容所、W
roclawとKrakowという都市を訪れました。
ポーランド語は文字の読み方が難しく、発音もイタリア語や英語と全く違って面白い音でしたが、ほとんどの場所で英語が通じるので困ることはありませんでした。

 

また、アウシュビッツへ行ったときはポーランド語のガイド付のコースに参加しましたが、友達が英語に訳して私に内容を伝えてくれました。
ツアーを通して戦争について考え、胸が痛みましたが、学ぶことが多くあり、訪れることができて良かったと思います。
 

ポーランドの町並みはカラフルで可愛らしく、教会もカトリックの豪華なものがたくさんありました。
日本にはないものをたくさん見たり感じたりして多くの刺激を得て、今後もっと他の国も訪れてみたいと思いました。
 

 

私の留学だよりは今回が最後になりますが、留学を考えるみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

今まで読んでいただきありがとうございました。