ひろだいアンバサダー活動報告
教育学部4年 太田 泉 さん
【留学先】トリノ大学 (イタリア)
【留学期間】2023年9月~2024年2月
【留学の種類】協定校への長期留学
私は、2023年9月にイタリアのトリノに渡航してきました。今回は授業が始まるまでの、到着後に必要だった手続き等を中心に紹介したいと思います。
現地に到着し、まずアパートへ向かいました。私の予約したアパートは、空港からは車で約30分、授業のあるキャンパスからは徒歩約15分ほどです。
家具、ベッドのシーツや布団、食器など、生活に必要なものはほぼ揃っていました。私が現地で購入したものは主にバスタオルやヘアドライヤー、食料品などです。
- 寝室の私のスペース
- 便座はもちろん冷たいです
ルームメイトの女の子はフレンドリーで話しやすく、今のところ快適に過ごしています。
アパート探しの当初はシングルルームを希望していましたが、住んでみたら私は意外と大丈夫だったので、本人さえ良ければダブルルームは経済的だと思います。
フラットメイトは私含め5人で、キッチン・バスルームが共有スペースです。みんな日本人ではないですが、私が想像していたよりも綺麗好きで、汚くなったら掃除をするので、今のところは困っていません。ただ一つ、日本人としてバスタブが無いのは悲しいですが、留学期間中はイタリアのお風呂のスタイルを楽しみたいと思います。
- 洗面台とシャワースペース
- キッチン
キッチンは小さめなので、時間が被らないよう、順番に料理をしています。
下の写真はキッチン側から見たダイニングスペースです。
SIMカードは、Amazon等で購入しておけば良かったと思いました。私は空港ではフリーWi-Fiを使いましたが、現地に到着してから、Wi-Fiの無い道端などで、スマホが使えないのは不便で不安です。数日後、現地でIliadという会社のものを購入しました。店舗は中心市街地にあります。
到着から8日以内に必ずすべきこととして、滞在許可証の申請があります。郵便局へ行き、申請書のキットをもらい、記入してまた郵便局へ持っていきます。残念ながら、親切ではない郵便局員もいるので、気持ちを強く持つ必要があります。また、英語が通じない場合もあり、挨拶はもちろん、手続きに必要な単語はイタリア語で覚えていく必要がありました。私はかれこれ3カ所の郵便局に行きましたが、英語で対応してもらったのは1度だけでした。
この郵便局は平日8:20-13:35の営業時間で、午後は写真のように閉まっています。イタリアでは、郵便局だけでなくスーパー等にも日曜休業や平日の休み時間があるので注意が必要です。
- 郵便局のマーク
- 郵便局の外観
大学の授業はまだ始まったばかりですが、少し紹介します。履修登録はありますが、基本的には興味のある授業に自由に参加することができます。試験を受けたい場合はその試験の申し込みをし、合格して単位が習得できます。
私は今のところ、イタリア語のコースと、Region Europeという留学生向けのヨーロッパの政治などについての授業に参加しています。どちらも英語で行われ、イタリア語のコースは2時間を週2回、Region Europeは不定期的で、ほぼ毎日2時間~6時間の授業があります。両授業のキャンパスは別々ですが、徒歩5分圏内に位置しています。
私は、恥ずかしながらヨーロッパについての知識も乏しく、完璧に理解できるわけではありませんが、毎回刺激があります。
トリノ大学に限らず、様々な大学の教授がやってきて講演をする形の授業です。ジョークを交えたり、面白い教授がたくさんいる印象です。
Region Europeが開講される教室は、中心市街地から徒歩20分ほどの新しいキャンパスにあり、とても綺麗です。 そしてとても大きいです。教室がどこにあるか覚えるのが大変です。
今後は詳しい授業の内容や、トリノの街についても紹介していけたらと思います。