2026年:タイ・チェンマイ大学 持続可能な発展 春季スクール 参加学生募集について

弘前大学の協定校であるタイ・チェンマイ大学が、3月にプログラムを実施します。

※本学では原則として、外務省「海外安全情報」において、レベル1以下の国・地域についてのみ派遣できることとしていますが、本プログラムは大学間交流協定に基づく海外留学プログラムであるため、感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航取り止め)又はレベル3(渡航中止勧告)であっても、特別に留学を認める取り扱いをしているものです。そのため、渡航中に現地での情勢悪化や感染症拡大が生じた場合、本学は学生の安全を第一とし、帰国勧告を行う場合があります。それらの事態が生じた場合は、本学の指示に速やかに従ってください。なお、渡航の中止あるいは帰国に関する経費は、原則、大学が負担します。ただし、学生の自己負担とする場合があります。

実施協定校

  • チェンマイ大学(タイ)

コース内容

  • 持続可能な発展に関する応用英語と国際コミュニケーション(複数回)
  • セミナー&フィールドビジット:

    1. 持続可能なコミュニティの紹介

    訪問先:ニマンヘミン通り

     ―チェンマイと京都の事例を通じて文化的アイデンティティを保ちつつ持続可能な暮らしを考察し、地域のカフェや市場などコミュニティをつなぐ空間の現地観察を通じた探究

    1. レジリエント・シティへの招待

    訪問先:ワット・ケット地区

     ―都市のレジリエンスにおける地域ネットワークの役割を学び、歴史的地区で文化・観光・持続可能性の融合を体験する実践的探究

    1. クリエイティブ地区と文化遺産の保全

    訪問先:チェンモイ&ラムチャン地区

     ―創造産業と文化遺産の連携による地域活性化の理解と、地域主導の保存活動や再利用の取り組みの見学を通じた知見の深化

    1. エコツーリズムとコミュニティベース観光(CBT)

    訪問先:メーカンポン・エコビレッジ

     ―CBT(コミュニティ・ベースド・ツーリズム)の理論と実践の学習と、地元の人々による環境保全や公平な地域発展の取り組みに触れる体験型学習

    1. 責任ある観光と象との関わり

    訪問先:メーサー象キャンプ

     ―UNWTOの倫理的枠組みに基づく象観光のあり方の学習と、観光を通じた象保護および地域貢献の実例体験による理解の深化

  • アンケーオ貯水池散策

          ― チェンマイ大学の美しい貯水池をタイ人バディと一緒に散歩

  • ファーマーズマーケット見学

          ―地域の職人や環境に優しい製品を通じて、持続可能な暮らしと地元経済のつながりを理解

  • ドイステープ等寺院見学

          ― 標高約1600mの山上寺院まで300段の階段を登る

  • エレファント・ネイチャー・パーク訪問

         ― 象とのふれあいや保護活動について学ぶ体験型ツアー

詳細については、こちらをご参照ください(リーフレットスケジュール

期間

  • 2 週間プログラム:2026年3月15日(日)~3月28日(土)

受講料

  • 42,500THB(約199,325円)

    ※レートは2025年10月20日現在のもの

内訳:

  • 授業料
  • 空港への送迎費
  • 宿泊費(ホテル・ツインルーム・朝食付き)
  • 食事代一部(イベント等)
  • 文化体験費
  • 小旅行など

  ※航空券、食事代一部(昼食、夕食等)、海外旅行保険等については自己負担となります。

  ※一部費用の助成があります。詳細は奨学金のページ参照。
 

対象者(全てを満たす者が対象となります)

  1. 弘前大学の学部学生又は大学院生
  2. 語学力向上に向けて取り組む者
  3. プログラム終了後に実施するアンケートに協力できる者

募集期間

学内申込み期限 2025年11月12日(水) 15:00 

募集人数

8名

※プログラムへの申込者に対してチェンマイ大学側が審査を行う。審査に合格した者が参加を認められる。

応募方法

  申込先(MS Forms)

  • 最小催行人数に満たない場合は、開講されない可能性があります。

  
 申込時に必要な以下添付書類は、こちらからダウンロード・記入し、Formsへアップロードしてください

問い合わせ先

メール:ryugaku@hirosaki-u.ac.jp 電話:0172-39-3875