🌸ひろだいアンバサダー【留学だより】教育学部4年 太田 泉さん No.2

ひろだいアンバサダー活動報告

教育学部4年  太田   さん

【留学先】トリノ大学 (イタリア)
【留学期間】2023年9月~2024年2月
【留学の種類】協定校への長期留学

 

 イタリアのトリノに留学に来て、約二ヶ月が経ちました。留学だより2回目となる今回は、トリノの街について、紹介したいと思います。 

10月末から11月初旬に、中心市街地でチョコレートのお祭りが開催されました。トリノはチョコレートが有名な街としても知られています。大きな広場と通りに、たくさんのテントが並び、様々な形や味のチョコレートが売られていました。このお祭りの魅力は、たくさんの試食ができることです。

ここでは、お店の人の「味見いかが?」と呼びかける大きな声が飛び交い、訪れる人はみんな、試食を楽しんでいました。私は、期間中に何度も友達とこのチョコレートのお祭りを訪れて、たくさんの試食を楽しみました。気に入った味は、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、岩塩とキャラメル、クランベリー、など挙げると切りがありません。 

 

また、トリノが位置しているピエモンテ州の博物館や美術館に行き放題のカードがあることを知り、仲良くなった友達と、毎週様々な博物館に足を運んでいます。ここには歴史や文化を学べる博物館が数多くあり、特に面白かったものは、コーヒーの会社であるLavazza の博物館です。イタリアにおいて、コーヒー文化は非常に重要で、欠かせません。ここでは、この会社の歴史、コーヒー豆の種類、栽培、出荷、歴代の広告についてなどの展示がされていました。展示の最後には、コーヒー飲むことができます。メニューは、エスプレッソ、カプチーノの他に、期間限定のコーヒーから選ぶことができます。 

 

そしてトリノで有名な博物館の1つに、国立映画博物館があります。外観は街中に立つ大きな展望台といった感じで、トリノのモニュメントとなっています。場所はイタリア語の授業があるキャンパスからすぐ近くなので、授業の前に友達と行くことができました。現在は、チャーリーのチョコレート工場や、最近ではウェンズデーで有名な、ティムバートンの企画展が開催中で、平日も入り口前には列ができています。

 

  

 

常設展では、映画の歴史を学ぶことができ、映画にそこまで詳しくない私でも、十分に楽しむことができました。子どもから大人まで、幅広い層のお客さんに人気で混雑しており、かつ広くて長い展示なので、またゆっくりと観にいきたいです。

また、おおよそどこの博物館にもイタリア語と英語の解説パネルがあり、観光客に寛容だと感じます。さらに大きな博物館だと、スペイン語、フランス語、ドイツ語など、ヨーロッパの言語の解説パネルもあります。日本では主に英語、中国語などの解説パネルをよく目にするので、そういった日本との違いも面白いです。