🌸ひろだいアンバサダー【留学だより】人文社会科学部3年 奥野 七菜さん No.1

ひろだいアンバサダー活動報告

人文社会科学部3年  奥野 七菜  さん

【留学先】ハワイ大学コミュニティカレッジ(アメリカ)
【留学期間】2023年8月~2023年12月
【留学の種類】協定校への長期留学

 

私はアメリカ合衆国ハワイ州オアフ島にある「ハワイ大学コミュニティカレッジカピオラニ校」へ2022年8月17日から協定校の制度を利用して留学しています。今回の留学だよりでは、受講している講義の具体的な内容について、留学から2ヶ月たった現在の所感について報告していきます。 

Ⅰ. 受講している講義の具体的な内容 

私が受講している講義は、ESOL94という英語学習の講義と、モダンフラダンス、オアフ島内で観光客向けのツアーを組むためのホスピタリティの講義を選択しています。
ESOL94では、主に英文法や単語といった基礎的な学習のほか、英語での論文の書き方、プレゼンテーションについて学ぶことができます。
私の所属するクラスでは、ハワイの環境問題が講義全体のテーマとなっており、論文や記事、動画を見ながら課題や解決策をインプットし、グループディスカッションや課題を通じてアウトプットに取り組んでいます。
1週間に2時間の講義が4回あるため、課題に時間を追われますが、確実に知識を得られている実感ができています。 

モダンフラダンスの講義では、毎週2回2時間程度、フラダンスのステップや所作について学んでいます。特に興味深いのは、それぞれの動きには意味があり、それはダイヤモンドヘッドなどのハワイの自然やサーフィンの動き、小さな島々を体で表現しているという点です。
また、ハワイ語や発声方法についても学んでおり、この講義を通じてハワイの伝統文化全体に触れることができています。
 

ホスピタリティの講義では、ツアーガイドとしてお客さんを案内するためのノウハウについて学んでいます。
事前に現地の知識や伝えたいポイントなどを準備し、ワイキキ周辺やイオラニ宮殿に実際に訪れ、プレゼンテーションを行うことで実践的に知識を活かすことができています。
この講義を通じて、何かを紹介するためのノウハウだけでなく、ハワイの観光地の歴史や魅力を同時に学ぶことができています。
 

 

Ⅱ. 留学から2ヶ月たった現在の所感 

 留学開始から2ヶ月がたち、現地での生活や学校生活にも慣れました。また、現地の人との会話も以前よりもスムーズにいくようになった気がしています。
最近あった出来事として、マクドナルドで現地のおばあちゃんから声をかけられました。私の地元が北海道であることを伝えると、テレビで見たことがある、私は雪を1度も見たことがないなど話が盛り上がりました。おばあちゃんの生い立ちや現在の暮らしについても聞くことができ、とても楽しかったです。
私がコミュニティカレッジを選択した理由のひとつに「年代や国籍を問わず様々な人たちと交流できること」があり、実際に、子育てを終えた方や、就職を経験したが再度学ぶことを希望した方、働きながら通っている方などが国籍を問わずたくさんいます。それぞれのここで学ぶ選択をした理由について聞き、様々なバックグラウンドを知ると、世界の広さや考え方の多様性を知ることができます。日本人の留学生と今後の進路について話すと、様々な選択肢が広がっていることに気づきました。

日本では知ることができなかった知識や経験を日々吸収することができている2ヶ月だったと感じています。
ここで私の留学生活の半分が終わり、弘前大学の講義も始まりさらに忙しくなることが想定されますが、もっと多くのことを経験する機会を増やしていきたいと考えています。