【留学体験記】ニュージーランド短期研修:オークランド工科大学現地プログラム

弘前大学の協定校である、ニュージーランドのオークランド工科大学(AUT)で2022年9月5日(月)~9月16日(金)の2週間、夏季プログラムが開催されました。
本学からは4名が参加しました。
コロナ禍でまだまだ制限が多い中ではありますが、一足先に留学を経験した学生が留学先でのさまざまな体験談を語ってくれました。
参考にして留学のイメージを膨らませましょう!

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五内川 音羽
人文社会科学部 文化創生課程多文化共生コース 3年 

留学中は、AUTの授業を受けたりホームステイをしながら、空き時間に、観光地巡りやイベントを楽しみました。街中を観光していると、アナウンスでKia ora (=hi, hello)というマオリ語を頻繁に耳にしたり、博物館のパンフレットには、マオリ語も使用されているのも目にしました。オークランドでは、Moon Festival という中国の中秋節を祝うイベントも開かれており、中国の伝統的衣装のショーや、Auckland Night Marketという夜市で中国料理を楽しめました。このような様子から、現地では、先住民族マオリや他の文化を積極的に受け入れようとする姿勢を感じ、同じ時代に生きていても、どうして日本とこんなに違うのだろう、と疑問に思ったことも覚えています。2週間という短期間の留学でしたが、この経験を通して、私は将来の選択肢が増えた気がし、もっと様々なことにチャレンジしてみたいと思えています。このような機会を頂き、ありがとうございました。

 

堀越 杏奈
医学部 医学科 3年

オークランドは多様な人種に溢れていて、それに加えて目に映る文字、聞こえてくる音が全て英語である環境に置かれて、日本では得られないような五感の感覚を感じ、新鮮な毎日でした。AUTの授業は誰もが発言しやすい雰囲気で、日本でよく見る、先生が一方的に講義する授業スタイルとは違っていました。オープンな雰囲気のおかげで、積極的に英語で発言することにだんだんと楽しさを覚えていきました。学校以外の生活で感じたのはNZの人々の親切心です。バスを降りるときは運転手に「ありがとう」とみんなが声をかけ、横断歩道を渡る人には必ず道を譲る、そういう光景を毎日見て心が温まりました。

2週間で完璧に英語ができるようにするのは期間的に難しいものがありますが、このたった2週間でも、英語の環境で生活して、いろんな考えに触れて、自分の世界が広がったことで、今後の英語の勉強のモチベーションにつながり、自分の価値観が大きく変わりました。

佐藤 宗二郎
医学部 医学科 3年

オークランドには本当の多様性があり、様々なルーツの人々が無理なく共生していると感じた。話される英語のアクセントも三者三様。店員さんが非ネイティブなこともある。だからこそ、伝わるように英語を話そうと思ったし、ためらわずに英語を話せた。バスカードの再発行をしたり、ウーバーの運転手と交渉したり、返金のお願いをしたり。構文を考える暇もなく英語を言うほかない状況の中で、初めて生きるために英語を使った。人間追い込まれたら何かしら口から出てくるものだ。3回目の海外だったが、その場所の雰囲気、音、湿気、肌寒さ、におい、人々の活気、景色の美しさは、やはりその場にいなければ分からない。実際にその場に行くということがどれだけ大切か再認識させられた。

 

 

青木 彰吾
理工学部 機械科学科 1年

私は、CampusSquareから応募してこの短期留学に参加しました。私は自分の英語力に自信がありませんでしたが、そんな自分でもこの2週間を最高に楽しめました。ニュージーランド空港で税関を通る際にいよいよここから英語を使うのかと緊張したのを覚えています。初めは学校へ行くのも難しくて乗るバスを間違え、優しい運転手さんが回送なのに学校の近くまで乗せてくれたこともありました。一人で買い物に行ったり、初めて英語で注文したり、知らない人にあいさつしたり、同じ日本人留学生と遠くへ出かけたり、ホストファミリーと過ごす時間。二週間で経験したことすべてが初めてで、刺激的で、わくわくするようなものばかりでした。この留学は私の意識や勉強への意欲、これからの大学生活に大きく影響しました。ぜひほかの人にも同じような感覚を味わってほしいと思います。絶対にいい経験が待ってると思います!

修了式の様子