🌸ひろだいアンバサダー【留学だより】人文社会科学部4年 佐藤愛菜さん

 

🌸ひろだいアンバサダー活動報告

人文社会科学部4年 佐藤 愛菜さん

【留学先】トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(マレーシア)
【留学期間】2022年10月~2023年6月
【留学の種類】協定校への長期留学

 

現地到着後

 私は2022年10月からマレーシアの首都クアラルンプールより車で約170キロメートル北西のペラ州カンパーにあるトゥンク・アブドゥル・ラーマン大学に留学しています。私は大学から徒歩約15分の場所にあるマンションに住んでいます。

 現地に到着した次の日に、必需品を買いに行きました。マンションの周辺にはお店が少ないため、車で10分ほどの距離にあるショッピングモールへ行く必要がありました。私が交通手段として利用したのは現地で主流の配車サービス「Grab」です。「Grab」では目的地を入力すると実際に支払う金額が表示されるため、安心して乗車することができます。そのため現地の留学生のほとんどがタクシーとして利用しています。ショッピングセンターからの帰路も「Grab」を利用しました。

 私の大学では現地の学生が留学生をサポートするためのバディシステムがあります。
 困ったことがあれば、自分のバディが何でも教えてくれます。また仲が良くなると、一緒に遊びや買い物、ご飯に行くこともあります。実際私も現地に到着後3日目に私を含めて日本人2人、友達のバディとその友達と4人でご飯を食べに行きました。現地に到着してから授業が始まるまでの1週間は現地でコミュニティ作りと買い出しがメインでした。

マンションから見たカンパ―の街並み

 

大変だったこと

 私が日本を出発してから今日までを振り返ってみて、成田国際空港から集合場所に着くまでが一番大変でした。私は成田国際空港からシンガポールにあるチャンギ空港を経由し、クアラルンプール国際空港に到着しました。その過程で2つの困難がありました。

1つ目はシンガポールの入国審査です。入国時に「SG Arrival Card」に個人情報を入力し、その後送信されるバーコードを読み込むことで入国できる仕組みになっているようでした。2つ目は集合場所の変更です。私は空港から現地の大学までチャーター車で向かうことになっていました。しかし、クアラルンプール国際空港到着後にドライバーから連絡があり、他の空港に来るように言われました。指定された集合場所への行き方が分からず途方に暮れたことを覚えています。私が現地の人に道を尋ねると、バス停まで案内してくれる人や行き方を調べてくれる人もいました。マレーシアに住む人たちの優しさに触れることが出来ました。

 スティーブジョブズが残した“The journey is the reward” 『旅の過程こそ価値がある』という言葉を思い出す出来事になりました。

現地で出会った日本人との会食