令和３年１０月から令和４年１月までの約３ヶ月間、本学の学生１１人が「グローバルアンバサダー」として活動しました。「グローバルアンバサダー」は、日本に居ながら参加できる国際交流の場を提供し、国際化が進む社会でアンバサダー（大使）として活躍できる力の育成を目指し、アフターコロナを見据えて、現地留学を望む学生のグローバルマインドを育成するものです。
主な活動内容は、①各自海外協定校学生のパートナーと連絡を取り合い３回程度のミーティングをする。②ミーティングは、オンライン上でテーマに沿ってパートナーと意見交換を重ねる。③パートナーと全てのミーティング終了後に、新しい発見や刺激を受けたことなどについてレポート（ポスター）を作成する。④全体ミーティングにてアンバサダー同士意見交換会を実施するというものです。
パートナーとのミーティングに用いられたテーマは以下の通りです。
| 1st meeting | Get to know |
| 2nd meeting | About your country |
| 3rd meeting |
Choose from the list 【List：music, food, language, university, dream】 |
今回参加してくれた本学協定校は、以下のとおりです。
| 実施期間 | 国 | 大学名 | 参加人数 |
| １０月 | カナダ | マウント・ロイアル大学 | １１人 |
| １１月-１２月 | 韓国 | 京畿大学校 | １１人 |
| １２月-１月 | イタリア | カターニア大学 | １２人 |
活動後のアンケートから、「パートナーとミーティングを重ねるごとに、海外に行きたい、もっと英語が話せるようになりたいと思えた」「コミュニケーション能力の面で自ら考え発信する、自主性が養われた」「今まで他言語で会話をする時、完璧に話せないとダメだと考えてしまい、積極的な会話が出来ていませんでしたが、簡単な単語や文法でも内容によっては十分自分の意見を伝えられるということがわかった」「今まで自分が感じていたよりも日本に誇るべきものや特徴的なものがたくさんあることに気づかされた」「自分の当たり前や常識についてもう一度考える良いきかっけになった」という意見がありました。
また、令和４年４月からの後半の活動に向けて「自分の住む街を紹介してみたい」「今回より深い話に広げられるよう、前もって相手の国や文化について下調べをし、準備していきたい」「今回より積極的に会話の雰囲気作りをしていきたい」「新しい自分のパートナーに日本または弘前の良さが伝わるプレゼントを作成したい」という各々の意気込みが寄せられました。
パートナーとのミーティング以外にもアンバサダーは４月からの後半の活動に向けて、新しいパートナーへ弘前大学の魅力を伝える材料として、大学紹介のYouTubeビデオを作成しています。既にビデオ撮影は終えており、現在編集中です。後期の活動が始まる前には出来上がる予定ですので、アンバサダーの後半の活動と併せてYouTubeもお楽しみに！！
全体ミーティングにて、他のアンバサダーが作成したレポートにコメントをつけている様子
全体ミーティングにて、ハンナ先生から指導を受けるアンバサダー
学内掲示板、The Global Ambassador Programコーナー
（総合教育棟２階、イングリッシュラウンジ向かい）
大学紹介YouTube用ビデオ撮影の様子