【留学体験記】人文社会科学部3年 三浦万悠佳さん

人文社会科学部3年 三浦 万悠佳さん
【留学先】開南大学(台湾)
【留学期間】2019年8月15日~2019年8月26日(2週間)
【留学の種類】協定校への短期留学

台湾ビールを片手に!右から2番目が三浦さんです

台湾を留学先に選んだ理由は?

 英語を話せる人はたくさんいるので、中国語を話せるようになりたいと思ったのと、留学にかかる費用がお手頃な価格だったからです。また、公務員講座を受講しているため、夏休み中の2週間という期間が自分にとって都合がよかったからです。

 

留学前にどんな準備をしましたか?

 台湾への留学だったので、語学勉強として、半年間、中国語の授業を1年生に混ざって受講しました。ですが、あいさつや基本的な一文などしか話せなかったので、もっとスピーキング、リスニングをできるようにしておくべきだったと後悔しました。

 

授業の様子は?

 授業は、2週間のうち8日間あり、全て午前中だけでした。クラスが、英語上級・初級、中国語上級・初級に分かれていて、このプログラムに参加した日本人学生だけで行われました。先生は、開南大学の先生でした。最終日に成果発表があり、チームごとに歌や劇などを披露しました。

 

滞在先(大学寮)はいかがでしたか?

 2週間、大学寮に滞在しました。部屋は、このプログラムに参加した日本人学生との4人部屋でした。門限は、23時で、チューターさんが毎晩点呼に来ました。チューターさん達も同じ寮に寝泊まりしていたので、毎晩、夜22:00以降から大学寮のロビーで、自由参加でUNOやトランプ、おしゃべりをしました。

 

滞在した街の様子を教えてください

 お店の人は、日本語や英語が少しだけですが話せるので、後はジェスチャーで何とかなりました。トイレは、トイレットペーパーがついていたりついていなかったりなので、ポケットティッシュは必須です。紙はトイレに流せませんでした。あとは、日本と基本同じでした。

 おすすめのイベントは、夜市です。台北でも、桃園でもやっていて、かなり安く様々なものを買うことができます。値切り交渉ももちろんできます。観光名所は、九分老街です。景色や雰囲気がとても素敵で、台湾茶など、日本で買えないもの、食べられないものを多く売っているので、とても楽しかったです。他にも、様々な場所に観光しに行きました。本当に楽しかったです。

留学を通して学んだことを教えてください

 留学で学んだことは、世の中には様々な生き方があるということです。4年制大学にいると、大学に通って卒業後そのまま就職する、というような生き方しか近くで見ることができませんでした。しかし、このプログラムに参加した日本人学生の中には、休学してワーキングホリデーに行った人や、半年や1年留学した人、働きながら夜間の大学に通っている人、定年後にまた大学に通っている人などがたくさんいました。その様な人達は、将来に迷っている私に、大学では聞けない様々な視点からみた意見を言ってくださいました。この体験を通して、世の中には、たくさんの生き方があり、様々な経験をしている人のほうが他の人よりも多くの視点や意見を持つことができる、ということを学びました。

 なので、私は、もっと世界に出て、多くの経験をして自分の可能性を高めるとともに様々な視点を持ちたいと思いました。

 

 

Profile

人文社会科学部文化創生課程3年 三浦 万悠佳さん
文化財科学ゼミ所属、日本史や考古学に興味あり。
音楽を聴くことや、演奏することが好きで、弘前大学フィルハーモニー管弦楽団に所属中。
趣味は旅行、おすすめの場所は長崎と函館!