2025年7月12日(土)、「外国人留学生から直接聞ける世界のおはなし」が弘前文化センターにて開催され、8月で本学での1年の留学を終える交換留学生が参加しました。
この催しは、弘前市立中央公民館と弘前大学国際連携本部の共催で半年に一度開催しており、15年程続いています。今回は、留学生4名が自己紹介や出身地の魅力を伝えました。発表者とタイトルは以下のとおりです。
- 1. ニュージーランド ヘンリー・アロハさん 「ダニーディンについて」
- 2. アメリカ カシピット・ライルさん 「アメリカへようこそ」
- 3. 台湾 リョウ・ユウシンさん 「南投県 草屯鎮」
- 4. フランス ベンスーサン・レアさんとタイトン・JBさん 「2人のパリジャンの視点から見るパリ」
発表後はグループに分かれ、全部で40分ほど市民の方々19名と交流しました。市民の方々は10分毎に次の留学生のブースに移動します。発表の内容に関する質問のほか、弘前での生活、それぞれの国についてのお話など、多くの話題が出ました。なかには、それぞれの国の国旗を持ってきて、鼻笛による各国の国歌の演奏をされる方もいて、場がなごみました。
弘前大学で日本語や津軽をはじめとする日本の文化を学ぶ外国人留学生は、日頃の成果を発表するとともに、自国の文化や弘前の文化について考え、弘前市民の皆様との良い交流ができました。弘前市民のみなさまの年齢は10代から70代までと多岐にわたり、弘前大学を目指す高校生や日本語教育関係の方など、さまざまな背景を持たれる方に興味を持っていただき、事後アンケート調査でも好評をいただきました。また、参加した留学生からも「市民の皆さんと話すのはとても楽しかった」「ほかの留学生にも参加をおすすめしたい」という声が届いています。何度も練習したおかげで、人前で日本語を話すことに自信がつき、発表のコツがつかめたようです。
企画・指導・引率は本学国際連携本部小山先生と長尾先生が担当しました。
- 交流の様子①
- 交流の様子②
- 交流の様子③