🌸ひろだいアンバサダー【留学だより】 医学部保健学科2年 伊藤 まいかさん No.7

ひろだいアンバサダー活動報告

 医学部保健学科2年 伊藤 まいかさん

【留学先】国立台北教育大学(台湾)
【留学期間】2023年2月~2024年1月
【留学の種類】協定校への長期留学

 

私は、今1年間台湾の台北教育大學に交換留学させていただいております。

10月で渡航から8か月が経過しました。

現在は、9月から始まった中国語の授業と正規授業に参加しております。今回は正規授業について、台湾と日本の大学との違いや気づいたこと、また北投という観光場所について、今の台湾生活について、記述していきたいと思います。

まずは、正規授業についてですが、私は交換留学させていただいている教育大學にて、陶芸の授業を受けており、また学部間協定を結んでいる台北医学大学にて、老年看護学、癌看護学の授業を受けております。陶芸は泥を練ることから教えてもらっていますが、基本的な型(菊の花)のように練りこむのが非常に難しく、今は期中考査に向け練習していきたいと思っております。留学先では、弘前大学にはない美術科専攻の生徒と関わり、感性やセンスに圧倒されています。とても面白くて貴重な機会だなと改めて感じております。

授業の様子1. 陶芸

 

医学大学の授業ですが、基本的には座学の授業です。しかし、台湾ではVRを使ったシミュレーション授業や老人になる体験をして、看護について考える実践的な授業も多いです。写真にあるように、老年看護学はスライドが英語で書かれてありますが、先生は中国語で授業を行うため、英語の翻訳と中国語の医療単語を調べて発音を調べと、少し大変です。中国語の授業ではあまり医療系の単語を学んでこなかったため、正直なところ、9月中は単語を全く聞き取ることができませんでした。授業を録音して復習したり、スライドにはできるだけ目を通してから授業に参加するようなどして頑張っております。医学大学の授業を受けてから改めて中国語の難しさを実感しています。正規学生と同様にテストを受けたりせず、旁听(傍聴生)として参加しているので少し気は楽なのですが、最後まで頑張っていきたいと思います。

授業の様子3

次に、休みの日に訪れた北投という観光スポットを紹介します。

ここは、温泉地区として有名で、写真のような「地獄谷」という温泉が湧いているスポットや多くの温泉宿があります。台北市内とは異なり自然が豊かで、空気もおいしく感じました。さらに道中には台湾夜市のような屋台もあり、観光スポットとしておススメです。付近には日本料理屋も多く、大戸屋やすき屋など日本のチェーン店もありました。(ただ少し高いです。) 最近は、日本の白だしの味やお寿司が恋しくなってきていたので、日本のチェーン店や日本ブランド店を見ると安心してしまいます。温泉が好きで台湾料理も楽しみたいという方におすすめな観光名所だと思います。

最後に最近食べた面白い台湾料理について紹介していきます。

まず夜市でエビを食べました!!写真にあるように壺のようなもので蒸し焼きにしていて、皮は自分で皮を剝いて食べます。味の種類がいくつかあり、にんにくと胡椒味を食べたのですが、非常に美味しかったです。手は汚れてしまいますが新鮮でとても面白かったです。次の写真は、The台湾ごはんです!写真は飯糰、湯包、起司蛋餅です。

飯糰は台湾のおにぎりと言われていますが、日本のおにぎりとは異なり、もち米を使用していて、油條という写真にあるサクサクとしたものとたくあん、肉鬆が入っており、栄養満点で食べた後の満足度が高いです。湯包は小籠包みたいなもので、起司蛋餅は以前紹介したもちもちとした生地の皮中に卵とチーズが入ったものです。一見胃もたれしそうなくらい、重いように見えますが、実際には軽く食べることができ、私が大好きな台湾料理です。

 

残り少ない留学期間も、学業と生活、台湾の美味しい食事を楽しんでいきたいと思います。台湾留学に興味を持っていただけたら嬉しいです。