🌸ひろだいアンバサダー【留学だより】医学部保健学科2年 伊藤まいかさん No.1

ひろだいアンバサダー活動報告

 医学部保健学科2年 伊藤 まいかさん

【留学先】国立台北教育大学(台湾)
【留学期間】2023年2月~2024年1月
【留学の種類】協定校への長期留学

 

私は、現在台湾の台北市にある国立台北教育大學に交換留学をさせていただいております。

今回は、国立台北教育大學について、また授業選択、寮、食事について紹介していきたいと思います。

まず、国立台北教育大學については、入り口に立派な大きな門があり、授業棟、図書館のほかにグラウンド、寮、水泳館があります。学校の中に寮があるので、授業に出席しやすいです。総生徒数は約5000人と少なく、日本人も私の知る限り1人しかいませんでした。台湾は大学が近接しているため、近くに台湾大学、台北師範大学等があります。

次に、授業選択についてです。私の現在の時間割を紹介します。

まず、中国語の授業が、月~金の午前9時から12時まで、加えて正規授業を午後に選択しました。私は、単位互換などはしていなく、1年間休学してこの大学へ交換留学をしているため、授業は自分の好きなものを選択して良いと言われました。また、正規生徒と同じように中間テストや、期末テストを行うことが現段階の語学力では厳しいということから、太極拳以外の授業は旁听といって、傍聴生として参加しています。

聞き取りも難しいですが、耳を慣らすために受けています。私は看護学専攻ということもあり、近い内容である心理学の授業と、興味のある映画鑑賞の授業を選択しました。心理の授業は、ビデオ教材を用いており、実践的に記憶力のテストをしたりするため、面白いです。映画鑑賞も、韓国の映画や日本の映画も視聴するため、楽しく授業を受けています。

中国語の授業については、レベルがErementary1.2、Intermediate1,2、Advanceの5つに分かれており、私は、Intermediate1のクラスからスタートしました。出国する前にオンラインで中国語の先生と面談があり、簡単な質疑応答と文章を読んで、質問に答えるという、テストのようなものがあったので、それでクラス分けがされたのだと思います。言い訳になってしまうのですが、私は簡体字で勉強していたため、文章を読むときに繁体字だと読めないこともあり、少し苦戦しました。最初から台湾への留学を考えている方は、繁体字での勉強をおすすめします。また中国語の授業については、始まって間もないため、まだよく分かっていませんが、発言が沢山求められる授業です。

次に寮についてです。寮は6人1部屋で、私の部屋は台湾人2人、インドネシア人1人、ミャンマー人1人、香港人1人と私で、かなりグローバルな環境となっています。(台湾人1人と香港人のルームメイトは近くに実家があるため、普段はいません。なので、いつもは4人で生活しています。) 日本人がいないというのは覚悟していましたが、いざいない環境は初めてで、英語か中国語しか通じないため、最初はコミュニケーションを取るのが非常に難しかったです。しかし、みんなとてもやさしくて、翻訳機を使ってくれたり、ゆっくり話してくれたり、分からないときは繰り返し教えてくれたりしてくれて、なんとか毎日を楽しく過ごせています。なので、交換留学を考えている方は、中国語が全く聞き取れない、英語も話せない状態だとかなりしんどいと思います。私も英語が大の苦手でもっと勉強していればと後悔しています。私は中国語検定3級を取得して渡航しましたが、聞き取りも全然できないですし、うまく話せない状態でした。

次にごはんについてです。寮からの支給はなく、三食自分で用意しています。

寮の中でごはんを作ることもできないため、基本的には外食文化です。そのため学校周辺には、多くのお店があり、そして100元(450円)以内で食べられるお店が多いため、安くおいしく食べることができます。飲料のお店も多く、台湾と言えば、のタピオカミルクティー店が、私の今知る限りだけでも学校の周りに4店舗はあります。朝は蛋饼や饅頭とタピオカ、夜は麺のお店によく行きます。一日250元くらい(1000円~1500円)で収まることが多いです。円安の影響で少し高くなったようで、また台湾の中でも台北は少し高いみたいです。しかし、日本で朝昼晩と外食をするのと比べると安く済んでいるのかなと感じています。最初は油が多くて少し胃もたれしてしまい、胃薬を飲む生活をしていたのですが、今では慣れ、毎日おいしく食べています。日本料理店も多いため、食事に慣れない場合は日本食も食べやすい環境です。(まだ私はいなり寿司しか食べてません)

まだまだ食については色々な夜市に行った話があるのですが、次号で書きたいと思います。