ひろだいアンバサダー活動報告
医学部医学科6年 山崎 哲大さん
【留学先】カリフォルニア州立大学モントレーベイ校（アメリカ合衆国）
【留学期間】2023年1月～2023年5月
【留学の種類】協定校への長期留学
今回は、私が実際に受けた授業内容についてお話したいと思います。
WLC250 Reading&writing 火曜、木曜 8:00〜10:00 Nanda warren教授
このクラスは非ネイティブ学生に向けた英語のreadingとwritingのクラスです。様々なジャンルの論文を用いて、読み方、また、考察の書き方などを学びます。
宿題として2〜3つの論文が宿題として出され、どれか一つを選び事前に読み、ミニテストがある場合などはそれに回答して予習をします。火曜日と木曜日のクラスでは冒頭に先生から今回の論文の重要なポイント(内容ではなく読解のポイント)を説明があり、その後同じ論文を読んだ人同士でテーマに沿ってディスカッションをします。木曜日は自分が読んでいなかった方の論文を読み、同じことを繰り返し、みんなで意見を交換します。木曜日のクラスが終わると次の週の木曜日までに考察を作成して提出します。
Nanda教授はとても学生との距離が近く、一方的な説明というより、学生に問いかけながら授業を進めます。問いかけられた時は手を挙げずにどんどん発言することができますし、わからない時や疑問があるときも、教授の説明の隙間に質問することができます。また、クラスの後にオフィスアワーがあり、そこで質問などができますが、オフィスアワーに行くと質問をしながら色々な問いかけがあり、それに答えているうちに1時間経ってしまうこともあります。また、考察も最終提出の前に下書きをオンラインで提出しフィードバックをもらうことができるので、とてもおすすめです。
学期末には自分が好きなことについて調べ、論文を5つ以上引用しながら、エッセイを提出します。なかなか大変なのですが、毎回の授業でステップごとにポイントを教えてもらますし、オフィスアワーの時間はいつでも相談ができるのでそんなに心配はいらないです。
student center前のスケボーエリア 写真の2人は仲の良かったフランスからの留学生です。
JAPN212 Samurai spirit 火曜、木曜 16:00〜17:30 An Pham教授
日本の歴史、平安時代から江戸時代までの日本史のクラスです。授業はすべて英語で行われます。事前にreadingの課題があり、クラスでは日本の大河ドラマ(英語字幕)を観て、教授からの説明、ディスカッションがあります。200番代なので、テストやレポートがあります。
このクラスもpre requisiteがあるのですが、斉藤先生を通してAn Pham教授にお願いをすると日本人学生は既に高校までに習っているということで免除となります。受験で地理選択だったので、日本史を学ぶ良い機会になったと同時に、大河ドラマで出てくる複雑な日本語を、英語字幕で見ることで、日本史だけでなく英語の勉強にもなりました。
大学のフットサル大会
アメリカ、フランス、スペイン、イギリス、韓国、日本の学生で出場し、優勝できました。(山崎さん：写真中央）