【留学体験記】人文社会科学部１年　寺村優希さん

人文社会科学部１年　寺村　優希さん
【留学先】慶北大学校（韓国）
【留学期間】２０１９年８月１２日～２０１９年８月２４日（２週間）
【留学の種類】協定校への短期留学

留学前の準備としてどんなことをしましたか

　ドライヤーやヘアアイロン等の家電製品は海外対応のものを新しく買いました。変換プラグは二つ準備しました。一つは買ったドライヤーに付属していたもので、念のために別途でもう一つ購入しました。

大学や学生の雰囲気を教えてください

　敷地が広大すぎてキャンパスツアーのとき全て回りきれないほどでした。新しい建物が多く、植物も手入れされていて清潔感がありました。夏休みだったので在学生はあまり見かけませんでしたが、ベトナムや中国からも交換留学生たちが来ていて賑やかでした。
　大邱は坂道が多いので、学生さんたちが大学内を立ち乗りスクーターで移動する光景が印象的でした。

授業の感想を教えてください

　一般的なイディオムの学習が中心でした。先生は韓国語で授業をしましたが、私たちにも伝わるような易しい言葉を使ってわかりやすい授業をしてくれました。

どのような文化体験活動がありましたか

　韓服体験、漢方石けん作り体験、K-POPダンス、テコンドーなどのさまざまな文化体験ができました。
　また、ソウルにある景福宮を見学した後、同市内の韓屋（韓国の伝統的な家屋）ゲストハウスに宿泊し、韓国の歴史的な建築様式を身近に感じることができました。

オススメの観光スポットについて教えてください

　大邱市内でショッピングを楽しむなら西門市場がオススメです。朝鮮時代から続く伝統的な市場で、観光名所としても有名です。生活雑貨から食料品まであらゆるものが売っているので、ただ見て回るだけでも十分楽しいです。夜市も営業しており、屋台でフードやスイーツが安価で買えるので、夜遅くまで食べ歩きができるのも魅力です。

　韓国はカフェの数が多く、しかもその一軒一軒がおしゃれなのでカフェ巡りもオススメです。タピオカ屋さんも多いですが、日本の都市圏の店舗と比べるとお客さんの数は少なめだったので並ばずに買えるのも良かったです。

思い出に残ったことを教えてください

　あるお店に行きたくて現地の人に道を尋ねたとき、言葉が伝わったのが嬉しかったです。拙い韓国語でも相手と意思の疎通ができたので、それが自信にも繋がりました。

　また、日韓の政治関係が悪化していたなかで現地の先生や学生の方々に温かく迎えてもらえたことで、不安な気持ちが解消されました。

困ったことはありましたか

　Wi-Fiの受け取りを忘れてしまい、出国早々パニックに陥りました。
　幸い、海外でもデータ通信ができるプランを携帯会社が提供していたので、Wi-Fiルーター無しでもインターネットを利用できました。

留学を通して学んだことを教えてください

　人とのコミュニケーションにおいて、失敗を恐れないことが大切だということを学びました。初めての海外渡航ということもあり緊張する場面が多かったのですが、積極的な姿勢を心がければ、言葉がたどたどしくてもネイティブの方との会話が成立するので、引っ込み思案にならないことが肝心だと思いました。