【留学生インタビューvol.3】ザッカー・アレサンドラ(イタリア:カターニア大)

 

 今年度より、カターニア大学からの交換留学生の受け入れが始まりました。初めてのメンバーの一人でもあるアレサンドラさんにインタビューをしました。
 本学には来年3月までの予定で滞在します。
 おしゃれが大好きなアレサンドラさんの留学ライフを聞いてみました。

 

ー自己紹介をお願いします。

 イタリアから来た、アレサンドラです!22歳です。イタリア・カターニア大学 外国語・外国文学研究修士課程 日本・英国専攻 1年です。学部のときは日本語と中国語を、大学院からは日本語と英語を専攻しています。

 

ー留学しようと思ったきっかけは?

 日本には3年前に東京へ、2年前は川崎に来たことがあったのですが、どれも滞在が短くて長く住んで日本を体験したいと思ったのがきっかけでした。カターニア大学で日本語を専攻している学生は、交換留学の道は弘前大学しかなかったので自然と弘前へ来ました。

弘前公園にて

弘前は寒かった。

浴衣も着てみました

ー弘前の暮らしはどうですか?

 3月に弘前へ降り立ったのですが、こんなに寒いと思いませんでした・・・カターニアの3月は半袖を着て歩いています。1学期・6か月の予定で来日しましたが、来年の3月まで延期したので、冬が少し心配です。冬服もイタリアから送ってもらわないと~
 
 食べ物もおいしくて、最近は「しげ作」へとんかつを食べに行きました!とてもおいしかったです。普段は節約のために家で作って食べることが多いです。ほとんどがパスタ、スパゲティはあまり好きじゃないんです。ペンネやファルファッレが多いですね~トマトソースだったりピスタチオとベーコンの味付けで作ったりします。日本で有名なバリラのパスタも、イタリアでは1kg100円で買えますよ~

 日本は果物が高いです。日本ではオレンジ1個100円が、イタリアでは1kg150円です。あ!イタリアには花見がありません、桜の木ではなくて、オレンジやレモンの木を見て楽しみます。

※しげ作の情報はこちら(食べログより)

 

 

カターニアの風景

ー今度はイタリアでの暮らしを少し教えて下さい

 私は、実家から大学があるラグーザまでバスで2時間、電車では4時間と不便な距離にあったので、学生から一人暮らしを始めました。実家はカターニアの近くです。
 おじいちゃんがワインとオリーブオイルを手作りしています、イタリアにはワインを手作りする家庭は多いんです。だから、毎日ワインには困りませんでした。私、お酒には強いんです!いくら飲んでも酔っ払ったことがありません(笑)
 日曜日のお昼は家族みんな集まって、みんなで楽しく話しながらご飯を食べます。ご飯の後はエスプレッソです。普段から一日5回くらい、夜寝る前もエスプレッソを飲みます。
 パスタはもちろん美味しいですが、アランチーノやカンノーロもおススメしたいです。

アランチーノ カンノーロ

 

 

 

 

ーカターニア大学はどんなところですか?

 まずカターニアはイタリアのシチリア島にあります。その中でもカターニア大学はキャンパスがいくつかあって、日本語学科はラグーザにあります。ラグーザはイタリアの中では保養地として有名です、夏になるとたくさんの人々がバカンスに訪れます。海もきれいで、12月でも泳げますよ!
 食べ物は・・・馬肉が有名です、馬肉のハンバーグは絶品なんです!来たら是非食べてください。

 

 

 

 

ー将来は翻訳・通訳家に!
 
 将来は翻訳・通訳の仕事に就きたいと思っています。大学では日本語と英語は学んでいますが、中学校の3年間ではフランス語を学びました。韓国語は読み書きくらい。それとスペイン語!スペイン語とイタリア語は似ているので、それぞれの言語で会話をしても分かるんですよ。
 今は弘前にいるので、もっともっと日本語が上手になりたいです。

 

 

 

 

イタリアは情熱的で積極的!

ーこれから留学を目指す人たちへ

 カターニアは、海もきれい、食べ物もおいしい、雪がないので暮らしやすいところです。何よりイタリア人は情熱的で積極的! ちょっと時間がゆったりするところがあるけど・・・open mindで接してくれます。だから来たら絶対に世界観が変わるはずです!
 私が弘前に留学している間、目指すのことは、日本人の友達がもっとほしいです~ 私も元々はシャイな性格ですが、弘前に来て少しずつフレンドリーになりました。※イングリッシュラウンジで仲良くなった友達はいますが、もっともっとたくさんの人と知り合いたいんです!声をかけてください!
イングリッシュラウンジ:利用者誰もが区別なく、英語でコミュニケーションを楽しみ、世界の文化について学びあえる場所。
詳しくはこちら

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▶カターニア大学HPはこちら(イタリア語・英語)