東北大学(中華人民共和国)と50校目の大学間交流協定等締結

 本学と東北大学(中華人民共和国)との大学間交流協定及び学生交流に関する覚書が,令和元年12月1日付けで締結されました。有効期間は5年間です。
 東北大学は,中国東北エリアの中心都市,瀋陽(遼寧省の省都)にあり,国家重点大学に指定された中国トップレベルの大学です。

 1923年に,当時の中国北東部における最高の学術拠点として開設され,その後の大学統合を経た後に,1993年に現在の「東北大学」となりました。特に理工系学部を強みとしながらも,人文,経済,法律,教育,生物医学などの分野に関しても高く評価されている総合大学に発展しています。

 現在23学部(経済学,法学,教育学,理学,工学(資源,エネルギー,材料,建築,機械,情報など),マネジメント学,芸術学,外国語,生命及び健康学,医学及び生物学など),19研究科,100研究所を有し,学部学生数46,100人,大学院生数16,152人,教員数2,688人が在籍しています。

 米国,ドイツ,英国,フランス,カナダ,日本,韓国など,世界約36の国・地域の235以上の大学・研究機関と交流協定を締結し,現在100以上の国・地区から1,700人の留学生が在籍しています。また,毎年600人以上の学生を国外へ派遣し,国外派遣教員数も800人以上に達しています。なお,日本の協定校は東北大学,北海道大学,名古屋大学,大阪大学,広島大学,神戸大学,岡山大学,金沢大学などがあります。

 今後,本交流によって本学と幅広い分野における交流が期待されます。特に,様々な専攻分野で多くの学生を擁する東北大学から,本学大学院への進学者の増加が見込まれています。