【留学だより】人文社会科学部2年 成澤幸平さん

人文社会科学部2年 成澤 幸平さん
【留学先】トンプソン・リバーズ大学(カナダ)
【留学期間】2019年05月~2019年12月

 

 

 みなさんこんにちは、現在カナダの左端にあるブリティッシュ・コロンビア州カムループス市のトンプソン・リバーズ大学という大学に留学中の成澤幸平です。カムループスは人口九万人程度の小さな町で、雨の日が少なく、夏も乾燥していて大変過ごしやすい気候となっています。

 

 私はトンプソン・リバーズ大学に留学してすぐにプレイスメントテストなるGrammar, Reading, Writing, Speakingの四技能の能力を測られるテストを受け、その日中に受講する講義のレベル(レベル1~5まである)が決定されました。トンプソン・リバーズ大学には、ESLという英語学習のコースがあり、四技能の水準を一定以上突破する(各技能においてレベル4以上)と、アカデミックコースという正規課程の講義を受講することが可能になります。私は前期中にアカデミックコースを受講することは叶いませんでしたが、アカデミックコースを受講することを目標とすることで自身の士気を高めていました。

 

 ESLでは、20人程度の少人数で授業を行います。先生によって指導方法は様々ですが、基本的にペアワークやグループワークの形を取ることが多いです。日本の講義と異なり、授業の進行速度はとても速く、宿題も結構な量を求められます。レポートの提出やプレゼンテーションの機会も多いですが、その分身に付きやすく、効率的に英語が上達できていると思います。

 

 放課後や休日は友人と出掛ける、キャンパス内にあるジムで体を鍛える、ボランティアに参加する、LEAPというイベントに参加する、などをして毎日充実した生活を送っています。

 カナダは娯楽目的でのマリファナの使用が合法化されたばかりで心配していたのですが、これまでに危険な体験をしたことや体験した人に出会ったことはありません。バンクーバーなどの都市部と比べると、カムループスは治安が安定しており、安心して過ごすことができる町だと思います。

 

 実際に英語で話す環境に身を置き、クラスメイトや先生、町の人々と英語でコミュニケーションを取ることで、学校では知り得なかった話し言葉特有の言い回しや会話表現、よく使うフレーズが耳に染みついてくるようになった気がします。後期からはアカデミックコースの受講も開始するので、今以上の成長が望めるよう努力していきたいです。