【留学だより】人文学部3年 南 永恵さん

 こんにちは、チリのラ・フロンテラ大に留学中の南永恵です。大学はチリの首都サンティアゴから南にバスで約8時間のテムコという異文化溢れる街にあります。
 交換留学生としてチリに来てから2カ月が経ち、今学期は学生のデモ活動の影響で今週からやっと講義が始まりました。ここで一つ言っておきたいのが、この大学には他の協定校のように語学学校やそういうコースはありませんし、他国からの交換留学生は90%がメキシコ、スペイン、アルゼンチンなどスペイン語のネイティブ圏から来ています。そして授業の形式は日本とは違い、グループワークがメインです。なので、学校生活は結構辛いです(笑)
 正直なところ、私は趣味が海外旅行というだけで、元々スペイン語にすごく興味があったというわけではなく、きっかけは昨年の夏季休暇を利用して私費でアメリカのサンディエゴの語学学校に2カ月半留学した際にホストファミリーがメキシコからの移民だったこと、またサンディエゴからメキシコのティファナは陸路で国境が越えられるため頻繁に訪れるうちに、メキシコの雰囲気や文化が大好きになり、そこから学んでみたいと思ったのがきっかけでした。なので、スペイン語の講義は半期だけとっていましたが、ほぼ独学だったのでお世辞にも十分といえる語学力は持ち合わせていませんでした。案の定、交換留学生の中で一番話せないのはもちろん、大学側が非ネイティブ圏からの留学生のためにベーシックのスペイン語クラスを開講してくれたおかげで、今は一人旅に出るくらいなら出来るくらいまで成長しましたが、買い物すらも最初は苦労しました。ちなみに、チリのスペイン語はスペインのスペイン語とは全然違うのはもちろん、めちゃくちゃ早口で南米で一番難しいらしいです(笑)
 ここまではちょっと厳しいことを書きましたが、留学生活は良くも悪くもかなり充実しています。“ラテン=陽気”なイメージってあると思いますがイメージ通りです。目が合えば友達みたいなノリです。大学の学生も教授も一般の人もほとんど英語が通じませんし、交換留学生も半数は英語が通じないです。ただ言葉は十分に話せなくても、友達はほんとに沢山出来ますし、みんな拙い言葉を必死に理解しようとしてくれる優しい人ばかりです。楽しさは写真から伝わるかと思うので、少し厳しめなことをメインに書きました。
 辛い分、すごく強くなったし、成長できたと思います。来て後悔はないです。主に英語圏への留学が多いと思いますが、人とは違う事を経験してみたい、ラテンに憧れがある、スペイン語に興味がある学生さんには本当におすすめします!!