トリノ大学(イタリア共和国)と53校目の大学間交流協定等締結

 本学とトリノ大学との大学間交流協定及び学生交流に関する覚書が令和2年11月11日付で締結されました。有効期間は5年間です。

 トリノ大学は1404年に教皇ベネディクト13世の勅許により設立された国立総合大学で、ヨーロッパで最も伝統ある大学として知られています。農林食品科学部、人文学部、外国語及び国際文学並びに現代文化学部、数学部、哲学・教育科学部、物理学部等の27学部を有し、学部学生約79,000人、大学院学生約2,500人、教員約2,000人が在籍しています。

 なお、80カ国以上の研究機関と500以上の協定を有しており、日本においては東京外国語大学や早稲田大学等と協定を締結しています。

 今後の展望として、トリノ大学には日本語学科があることから同大学からの交換留学生の受入れが期待できます。また、同大学の外国語及び国際文学並びに現代文化学部では外国語(イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語)等の授業が英語にて行われているため多様な学問について学ぶことができること、トリノ大学生によるチューター制度があるため安心して留学できる環境にあることから、本学の学生の派遣も期待できます。

 加えて、同大学が総合大学であることから、多分野にわたる教員交流が期待できます。