（写真左が許ブンシさん）
名前 ＿許 文茜＿ ＿＿＿
出身国 ＿中国 ＿＿＿＿＿＿＿
就職先 ＿大間町役場＿＿＿＿＿
Q1. 自己紹介をお願いします。
中国から日本に来ました。留学を決めた理由は、まちづくりを勉強したかったからです。最初は横浜の日本語学校で日本語を勉強して、それから弘前大学に入学しました。弘前大学を選んだ理由は、二つあります。一つ目は、この学校に有名な先生がたくさんいるからです。二つ目は、私は撮影が好きで、青森の景色がとても綺麗と思ったからです。
Q2．就職先では、どんな仕事をしていますか？
大間町で地域おこし協力隊として働いています。主な仕事内容は、観光パンフレットの翻訳、観光SNS情報発信、イベントの企画、観光ウェブサイトの管理、インバウンド観光ガイド製作、通訳などです。近年、青森―台湾間の直行便が出来たおかげで、台湾からの観光客が増えています。こうした背景もあり、本州最北端の大間町でも、台湾と中国からの観光客を誘致したいと考えているので、そのために中国人の視点から、様々な企画・立案をしています。
Q3．大学で研究したことは、今の仕事にどのように活かされていますか？
大学院時代、まちづくりについて研究してきたので、高齢化している大間町をいかに活性化させるか、日々考えながら仕事をしています。このまちを元気にするため、これから観光の方に力を入れたいです。そして、観光を通し、他の産業と連携し、誰でも住みやすい、若者がUターンしやすいまちをつくりたいです。
Q4．日本で働いてみてよかったことと、苦労したことはなんですか？
苦労したことはないです。私は選択した職場は小さな町なので、住民たちはとても素朴で、周りの人もとてもよく面倒を見てくれました。日本のドラマでよく出て来たいじめのようなことはなかったです。日本で働いてみてよかったことは、日本語を勉強しながら日本の社会に本当に溶け込み、日本の文化を感じることができる点です。
Q5．日本での就職を希望する留学生のみなさんへ、メッセージをお願いします！
日本で仕事したいなら、なるべく早い時期に、日本特有のルールやスケジュールなど、日本での就職活動の基本を知っておくことが大切です。そして、日本語力が欠かせないと思います。日本の会社の基本的な募集条件として、ビジネスができるレベルの日本語力が求められます。業種を絞り過ぎないことも大事です。嫌いでない限り、出来るだけいろんな業種に挑戦してください。自分に自信を持って、就職を頑張ってください！