本学の学生が”日本語パートナーズ”に内定しました

 人文学部3年の金子 友美さんが,国際交流基金アジアセンター主催の”日本語パートナーズ”インドネシア10期生として,今年9月から来年3月までの間インドネシアに派遣されます。現地では中学校または高校にて,日本語授業のアシスタントと文化交流活動を担当します。

 金子さんは高校在学中から海外留学に興味があり,本学入学後はHIROSAKIはやぶさカレッジ第3期生としてニュージーランドと韓国に短期留学をし,研究成果を発表しました。金子さんは国際関係の授業で”日本語パートナーズ”を初めて知りました。その後,本学で実施された「弘大卒業生による日本語パートナーズ体験報告会」に参加し,経験者の体験談を聞くことでプログラムへの理解が更に深まりました。協定校への長期留学とも迷いましたが,所属する国際平和学ゼミナールで貧困や紛争について学ぶ中,「途上国の現状を見たい」,「プログラムの目的が明確で人の役に立つ活動ができる」,「金銭的な支援がある」という点に魅力を感じ,応募に至りました。

 金子さんに今の気持ちを聞くと,「以前応募した時は不合格だった。就活の不安もあったけれど,応募しなければ後悔すると思って再挑戦した。先生やOGに沢山指導してもらって今回内定をもらうことが出来た。本当に嬉しい。諦めずに挑戦して良かった!」という金子さん。「日本語教育に関する資格は持っていないが,その分自分が生まれ育った日本をありのままに伝えたい。例えば私は札幌出身で今弘前に住んでいるので,雪国の暮らしを伝えたい」という思いを語ってくれました。金子さんの今後が楽しみです。

 “日本語パートナーズ”に関しては,こちらをご覧ください。