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国際連携本部

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教員紹介


副本部長・国際教育部門長
准教授
諏訪 淳一郎

 

専攻は文化人類学です。これまで南太平洋、シベリア、東ヨーロッパ、日本国内をフィールドに、音楽・芸能・祭礼についての調査研究をしてきました。最初の調査地であるパプアニューギニアでの経験がきっかけとなって、「島嶼文化研究」というあたらしいジャンルの研究も手掛けています。教養科目では留学生との共修のための英語による授業など、人文社会科学部・地域行動コースではフィールドワークの方法を教える実習科目を担当しています。



国際連携推進部門長
准教授
サワダ・ハンナ・ジョイ

サワダ ハンナです。
文学から見えてくる日本の文化や社会を考える授業や地域文化について理解を深める授業を担当し、進路に生かせるインターンシップの指導を留学生向けに行っています。留学生と日本人学生がお互いから学べる機会を一つでも多く作ることをこころがけています。よろしくお願いいたします。



准教授
小山 宣子

留学生に対する日本語教育に30年以上携わっています。主な対象は交換留学生、学部学生、研究生・院生・教員研修生です。レベルは、ゼロ初級から大学院生までです。
日本人学生を交えた国際共修も長く行っています。



准教授
長尾 和子

この度、メキシコから参りました長尾和子と申します。
前職のメキシコ国立自治大学では日本語教育・日本語教師養成講座・応用言語学入門(研究対象としての言語)を担当していました。専攻は応用言語学ですが、広く、労働環境での相互文化理解研修や自律学習の一環としてのオンラインでの言語文化交流を実施してきました。弘前大学では留学生向けの日本語教育・学習やラテンアメリカや韓国など他大学との共修や連携も進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 


 

 

助教
髙橋 千代枝

 

  2021年4月にこちらに着任した髙橋千代枝です。私の専門は日本語教育・語用論・会話分析・第二言語習得で、留学生の日本語教育と日本語教員養成の科目を担当しています。外国語大学の日本語学科で日本語教員養成主専攻を修了し、その後日本語教育の特に会話教育を専門に研究し、2018年博士号を取得しました。学部で日本語学科に在籍中は、母語である日本語を外国語として見る視点から言語学、社会言語学、現代日本語学、日本語史、日本語教育法、教育学、教育心理等、日本語教育学は、幅広い分野にまたがる研究分野であることを知り、日本語の奥深さに魅力を感じました。

 世界中から日本語を学びにやってくる学生が集う日本語教室は、まさに多様な考え方が交錯する異文化共生の場で、全く異なる文化背景の中で育ってきた留学生同士が互いに一つの問題について意見を交わし、何かのプロジェクトを協働で行っていくことを通して、無意識のうちに過ごしてきたこれまでの自らの人生を振り返り、自文化と他文化を比較してそれを鏡として自らのアイデンティティに気づき、他者との違いを受け入れ、世界に存在する問題に立ち向かっていく考えを養うところであると思っています。このことこそが大学で学ぶべきことであり、このような中にあって、文系・理系の違いや学部の違いなどは大きな問題ではありません。

 このような考え方から、留学生だけに教えるのではなく、日本人学生とのディスカッションの場などを積極的に設けるような活動を続け、日本人学生の国際化、ひいては日本の大学の国際化をさらに進めていくにはどうしたらよいかを常に考えています。

 中国・オーストラリア・ヨーロッパへの渡航体験と、国内各地で教えた世界中の学生との出会いを生かして、留学生のみならず日本人学生の高度国際人材としての育成に尽力していきたいと思います。